AI機能について
eM Clientは、AI(人工知能)によるテキスト生成/編集を使用してメールを作成するための機能を提供します。現在の eM Client のAIプロバイダーはChatGPTです。
本ページでは、AIの安全性、使用方法、AIをオン/オフにする方法について説明します。
eM ClientのAIは安全か?
eM ClientのAI機能は、新規メールの作成、返信、メールテキストの最適化、編集や書き換えなどに使用されます。
eM Clientは、以下で説明するように、「AIで返信」や「AI」ボタン等からユーザーが明示的に操作しない限り、テキストやクエリをサーバーに送信することはありません。また、eM Clientが独自にメッセージの内容を収集し、どこかに送信することもありません。
テキスト生成または編集に使用される情報は、AIプロバイダーにのみ送信され、eM Clientのどこにも保存または記録されません。eM Client では、常に、また可能な限りお客様のデータとプライバシーを保護するために最善を尽くしています。
eM Client のAIはどのように機能するのか?
eM Clientで利用可能なAI機能は以下のものとなります。
AIで返信
オプションを指定してAIで返信「AIで返信」を使用すれば、選択したメッセージに対する返信を即座に作成することができます。プログラムは選択されたメッセージの内容を受け取り、返信のベースとして使用します。
返信に含めるべき特定のコマンドを設定することもできます。一般的な返信では元のメールで指摘された点を認識しますが、オプションによって、お礼のメールを作成する必要があることを指定したり、メッセージで言及された項目やイベントに興味がないことを示したり、詳細を問い合わせたり、メッセージを他の人に送信する必要があることを説明したりすることも可能です。
返信の下書きの後、送信ボタンを押す前に修正することももちろん可能です。
メール作成画面でのAI
メール作成画面のAIボタンメール作成画面では、「AI」ボタンからAI機能を使うことができます。何もない状態から新しいテキストを生成したり、返信や転送されたメッセージの場合、元のテキストの一部だけをマウスで選択し、AIボタンをクリックします。
選択されたテキストは、自動的に「AIへの指示」欄に挿入されます。この欄には、ベースとなるテキストや、生成されたテキストにしたいプロンプトを入力することもできます。
「テキストの生成」 オプションを使用して、挿入または書き込んだテキストに必要な処理 (要約の作成、テキストの言い換え、テキストの拡張など) を指定したり、「オプション」を使用して追加の詳細 (メッセージのトーンや長さなど) を指定したりすることができます。「開始」をクリックすると、プロンプトがサーバーに送信されます。
AIによるテキスト生成画面生成されたテキストに問題なければ、「保存して閉じる」をクリックして、メールに挿入します。
AIをオフにする方法
「メニュー」>「設定」>「メール」>「AI」で、AI機能を無効または有効にすることができます。この設定をオフにすると、プログラムのインターフェイスにあるすべてのAIボタンが非表示になり、誤って使用することなくなります。