2022.04.15(金)、eM Client の最新バージョン「eM Client 9」を公開しました。
最新バージョン「eM Client 9」では、スレッド表示、メッセージプレビュー、アバター、フィルターなど、一目でわかる画面構成の変更に加え、日々の作業効率を上げるためのさまざまな機能が追加されました。
eM Client 9 新機能一覧
※ PRO は、PRO版にのみ搭載されている機能です。
全般
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クイックフィルター
メール一覧上部にある「フィルターオプション」で、簡単に目的のメールをみつけることができます。
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高度な検索の再設計
検索バー右側のアイコンから「高度な検索」画面を簡単に表示することができます。
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ダイアログのデザインを統一
設定、スペルチェック、配信リストなどの画面を、他の画面と同じデザインに変更しました。
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HTMLレンダリングによる印刷プレビュー
印刷時にHTMLレンダリングによるプレビューが可能となり、PDF形式でのメールの保存が簡単になりました。
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ドラッグ&ドロップでアカウントの順序を変更
「アカウント」画面に移動することなく、ドラッグ&ドロップによってアカウントの順序を変更することができます。
メール
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メールトラッキングの検出PRO
トラッキングピクセル検出アルゴリズムによって開封状況などの情報収集をブロックし、ユーザーのプライバシーを保護します。
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スレッドビューPRO
メール一覧で会話形式のスレッドビュー表示が可能となり、メールの確認が簡単になりました。
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送信取り消しPRO
誤って送ってしまったメールの送信をキャンセルすることができます。
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メール用クイックメモPRO
メールの内容に変更を加えることなく、メールにメモを追加することができます。
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メール一覧にプロフィールアイコンを表示
メール一覧で送信者のプロフィールアイコンを表示できるようになり、送信者を見分けやすくなりました。
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メールプレビュー
メール一覧に最大3行までメールの内容を表示可能となり、メールを開く前に内容がわかるようになりました。
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再送信
送信したメールの再送信が簡単になりました。送信先の指定や本文や件名のコピーなどの作業を省略することができます。
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ダークモードとライトモードの切替
メール閲覧時、トグルスイッチによってダークモードとライトモードを簡単に切り替えることができます。
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統合受信トレイ
全てのアカウントのメールを一箇所で確認できるよう、統合された受信トレイを追加しました。
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同期期間の設定
ExchangeとIMAPアカウントでは、期間を指定して最近のメールのみをデバイスに残すことができるようになりました。 低速回線を使用している場合などに便利です。
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Gmail、Exchange、Office 365 のラベルに対応
Gmail、Exchange、Office 365 アカウントについて、色を含むすべてのラベルを同期・管理できるようになりました。
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Gmailのフィルターに対応
eM Client から Gmailのフィルターにアクセスし管理できるようになりました。
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Gmail、Exchange、Office365の署名を同期
eM Client と Gmail、Exchange、Office365とで署名を同期することができます。
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サードパーティのPGP鍵検索サービスに対応
keys.openpgp.org と ProtonMail サーバーの鍵を検索できるようになり、暗号化通信がより簡単になりました。
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Outlookからのルールのインポート
OutlookからeM Client へのルールのインポートが可能となり、eM Clientへの乗り換えがこれまで以上に簡単になりました。
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添付ファイルのクイック転送
添付ファイルを右クリックし、添付ファイルのみを簡単に転送できるようになりました。
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Exchangeと互換性のあるIMAPサーバーでのスヌーズと返信監視の同期
スヌーズや返信監視を設定したメールを同期し、どのデバイスでも適切なタイミングで通知を受けることができます。
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ルール作成
メールアドレスなどを右クリックし、表示されたメニューから数クリックで簡単にフィルタールールを作成することができます。
スケジュール
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連携可能なオンラインミーティングサービスを追加
Zoom、Google Drive、MS Teams に加え、Webex by Cisco、Meetn、GotToMeeting、IceWarp とも連携可能になりました。
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メール一覧からイベントの招待に参加
招待メールを開くことなく、メール一覧のボタンからワンクリックで参加の連絡をすることができます。
タスク
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「GTD(Getting Things Done)」に基づいたタスクビュー
「GTD(Getting Things Done)」のの方法論に基づいたタスクビューによって、タスクをより管理しやすくなりました。
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「GTD(Getting Things Done)」に基づいたサイドバーのアジェンダ
サイドバーの「アジェンダ」のデザインを変更し、毎日の予定が管理しやすくなりました。
チャット
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XMPPの再実装による安定性の向上
XMPPのコードを完全に書き直し、既知の問題に対応しました。
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メッセージアーカイブのサポート
対応するXMPPサーバーとチャット履歴が同期されるようになりました。